2018-06-08 第196回国会 衆議院 環境委員会 第10号
琵琶湖におきましては、今御指摘のように、水草の繁殖拡大に伴う悪臭の発生、あるいは航行の障害、それから底質環境の悪化などの課題が生じていると承知しております。 環境省におきましては、平成二十九年度から着手したモデル事業におきまして、滋賀県と連携して、水草の除去等による湖辺域の水質改善効果等の検証を進めているところでございます。
琵琶湖におきましては、今御指摘のように、水草の繁殖拡大に伴う悪臭の発生、あるいは航行の障害、それから底質環境の悪化などの課題が生じていると承知しております。 環境省におきましては、平成二十九年度から着手したモデル事業におきまして、滋賀県と連携して、水草の除去等による湖辺域の水質改善効果等の検証を進めているところでございます。
この中には再生の目標としてこう書いてあるんですね、「有明海で資源量が大きく減少している特定の二枚貝を再生させることは、底質環境の改善の目安ともなり得る」。これつまり、先ほど御紹介したタイラギだとかあるいはアゲマキやサルボウだとか、こうした二枚貝、アサリだとかですね、これが大きく減少していると、この平成十八年報告時点で。
○玉木委員 要望なんですが、底質環境の調査だけでなくて、さまざまな要因があると思いますから、広くそれは分析してもらいたいのと、あと、同じような調査を、例えば文科省の予算でやっていたりとか、例えば大学でやっている、そういうところもあるので、そういった重複がないような効果的な調査を行っていただきたいということを最後に要請をしておきたいと思います。
このような中で、農林水産省におきましては、覆砂それから耕うんなどの事業を実施しており、その効果として貝類の漁獲量の増大や底質環境の改善なども確認をしておるところでございます。また、本年度から、新しい垂下養殖技術によりまして貧酸素水塊を避けてアサリやタイラギを養殖する実証試験に対して支援を始めております。
そして、特に一番減少が大きかったアサリについてでございますが、有明海・八代海総合調査評価委員会が平成十八年にまとめた報告書によりますと、過剰な漁獲圧、それと底質環境の悪化、これらが原因でアサリがそういうふうに大幅に不作となったというふうな報告をまとめているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 有明海等の再生特措法ということが制定されて以来、いわゆる漁港なりあるいは漁場の整備事業という中で補助率のかさ上げ等々がなされてきたわけでありますけれども、そういう中で、対象とされるところの覆砂なり耕うんなどの事業というふうなものが実施されてこられまして、その効果といたしまして貝類の漁獲量が増えてきた、あるいはまた底質環境の改善が確認されてきていると、こういうようなことも承知
このため、平成二十二年度補正予算の赤潮被害養殖業に対する再建支援緊急対策事業、これは十四億円でありますが、これによりまして、先ほども御紹介いたしました底質環境の調査であるとか、また大型生けすの導入等の実証を行っています。
○大臣政務官(田名部匡代君) 今、大臣の方からもありましたけれども、このかさ上げ事業として、有明海及び八代海におきまして貝類等の増殖を図るための覆砂、また底質環境を改善するための海底耕うん、また海水交換を促進するための作澪等が実施をされてきたところであります。
このため、平成二十二年度補正予算の赤潮被害養殖業に対する再建支援緊急対策事業ということで、底質環境の調査あるいは大型生けすの導入等の実証を行ったところでございます。 また、平成二十三年度の当初予算によりまして、赤潮・いそ焼け緊急対策によりまして、赤潮を回避するための浮沈式の生けす等の実証をする事業を行ったところでございます。
広域的なシストの分布調査及び発生海域の底質環境の調査に二億円です。それから、大型生けす、早期出荷用の大型種苗の育成施設の整備等に関する実証の支援、これが十二億円です。この二点が今出された資料にありました。
その報告書によりますと、有明海北部海域のタイラギ資源量の減少は、長期的要因としては中西部漁場での底質環境の悪化があると。つまり、泥化、有機物・硫化物の増加、貧酸素化といった海の底の環境の悪化による着底期以降の生息場の縮小、短期的要因としては北東部漁場での大量へい死とナルトビエイによる食害が考えられると。
具体的な効果といたしまして、これまでも、熊本県の水産研究センターの調査報告によりますと、覆砂事業実施海域と隣接する未実施海域とを比較調査した場合に、底質環境の改善によりアサリの着定量が約十倍になったというような報告もございます。
それから着底基質と言っておりますが、水産動植物の生育のための底質環境を整備するための工事がございます。そういったものを補助対象にいたしたいと考えております。
底質環境調査、その他与勝海域、区域の環境調査等々予定をしておるようでございますので、そういう調査結果を踏まえて、県として具体的に、こういうかっこうでやっていきたいという具体案を早くつくっていただきまして、これを環境庁初め関係省でそれにどう対処していくか相談をしたい、こう思っております。